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【コラム】シートフローリングに合うフロアコーティングの種類

  • 3月12日
  • 読了時間: 4分

更新日:4月15日

ハードガラスコーティングを中心に、違いと選び方を解説


前回のコラムでは、ノンワックスフローリングは「保護不要」という意味ではないことをお伝えしました。

では実際に、

シートフローリングにはどんなフロアコーティングを選べばよいのでしょうか?

フロアコーティングには複数の種類があり、「どれが良いの?」「硬度?ウレタン?シリコン?ガラス?違いが分からない」という声も多くいただきます。

そこで今回は、現在主流のコーティングの特徴と、シートフローリングに合う選び方を分かりやすく解説します。





フロアコーティングの役割


まず前提として、フロアコーティングの役割は大きく3つです。
  • 傷つきにくくする
  • 水分のしみこみを防ぐ
  • 掃除をしやすくする

これらを左右するのが「塗膜の性質」です。
つまり、何でできた膜かによって性能が変わります。
コーティングの違いは見た目のツヤではなく、塗膜の「硬さ」と「柔軟性」のバランスで決まります。


主なフロアコーティングの種類

① 水性ウレタンコーティング
柔らかい塗膜を作る、最も歴史の長いタイプです。

特徴
・価格が比較的安い
・施工業者が多い
・ツヤが出やすい

弱点
・摩耗しやすい
・数年で劣化しやすい
・黒ずみが出やすい

ワックスより強いものの、長期保護というより「強化ワックス」に近い位置づけです。

② シリコンコーティング
弾力のあるゴム状の膜を作るタイプです。

特徴
・滑りにくい
・ペットや高齢者向き
・衝撃吸収性がある

弱点
・擦り傷が入りやすい
・光沢ムラが出やすい

安全性を重視する場合に向いています。

③ UVコーティング
紫外線で硬化させる樹脂コーティングです。

特徴
・硬度が高い
・光沢が強い
・即日乾燥

弱点
・足跡が目立ちやすい
・傷が強調されやすい
・高コスト

耐久性は高いですが、住宅では好みが分かれます。

④ ガラスコーティング(ハードガラスコーティング)
現在、新築住宅で最も選ばれているタイプです。

無機質の硬い塗膜を形成し、シートフローリングの弱点を補います。



なぜシートフローリングに合うのか

シートフローリングの弱点は
  • 表面が薄い

  • 水に弱い

という点です。


必要なのは厚い膜ではなく、硬くて薄い保護膜です。

ハードガラスコーティングは床材の上に透明な保護層を作り、

  • 細かな擦り傷を防ぐ

  • 水のしみこみを抑える

  • 日常水拭き清掃を可能にするという働きをします。


つまり、

床を守る膜を1枚追加するという考え方です。



ガラスコーティングの誤解


「ガラス」と聞くと割れそうな印象がありますが、実際は“ガラス質の樹脂膜”です。

・割れない

・適度な柔軟性がある

・床の伸縮に追従する

ため住宅用として成立しています。

また「8H硬度」などは鉛筆硬度の指標で、生活傷への耐性の目安になります。


選び方のポイント

シートフローリングの場合、重要なのは次の3点です


① 水拭きできるか

日常生活で最も差が出る部分です。

アルコール清掃の可否も確認ポイントになります。


② 生活スタイルとの相性

耐久性や価格だけでなく、暮らし方との相性が重要です。

・小さなお子様がいる

・ペットがいる

・椅子をよく引く生活動線がある

・こまめに掃除をしたい

・自然な質感を保ちたい

求める性能は生活環境によって変わります。

「最も強いもの」ではなく、暮らしに合う特性を選ぶことが大切です。


③ ツヤの有無

最近の床は半ツヤ〜マットが主流です。

過度な光沢は違和感が出る場合があります。




<まとめ>

シートフローリングは、コーティングで性能が安定する床材です


シートフローリングは高性能な床材ですが、表面保護を前提に設計された素材でもあります。

フロアコーティングは贅沢ではなく、床の性能を安定させる仕上げ工程に近い存在です。

特にハードガラスコーティングは

・素材の弱点を補う

・生活清掃を可能にする

・美観を長期維持する

という点で相性が良く、新築時に選ばれることが多い理由でもあります。


「傷を防ぐ施工」ではなく暮らしを制限しないための施工、それがシートフローリングにおけるフロアコーティングの役割といえるでしょう。

長く使う床だからこそ、住まい方に合った選択が大切です。


図面やお写真からでもご案内できますので、

ご不明点があればどんな小さなことでもお気軽にご相談ください。


お悩み、疑問などお気軽にご相談ください

床材やご家族構成、暮らし方によって、適したコーティングは変わります。

「うちの場合はどうだろう?」と感じたら、お気軽にご相談ください。



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