top of page

【コラム】ノンワックスのフローリングにフロアコーティングって必要?

  • STARCS
  • 7 日前
  • 読了時間: 5分

ノンワックスのフローリングにフロアコーティングって必要?


「ノンワックスタイプだからコーティングは不要」…本当にそうでしょうか?

新築マンションや戸建てでよく聞く言葉に「このフローリングはノンワックスタイプなので、コーティングは不要ですよ」という説明があります。

確かに、そう言われると「じゃあ、フロアコーティングはいらないのかな?」と思われる方も多いかもしれません。


ですが実は、ワックスとフロアコーティングは、役割がまったく異なるものなのです。




ノンワックス=傷や水分に強いという意味ではない


ノンワックス=「何も保護しなくていい」ではない

最近のノンワックスフローリング、とくにシートフローリングは、ワックスを塗ると膨れや浮きが起こる恐れがあるため、ワックス施工が禁止されているという意味合いを持っています。

つまり…

  • ノンワックス = ワックス不要

  • ノンワックス = 保護が不要

ではありません。


「ワックスが使えない床材」というだけで、床が傷や水分に強い、という意味ではないのです。


フローリングの種類


最近のフローリングは「シートフローリング」が主流

ここで少し、フローリングの種類について触れておきます。

フローリングは大きく分けて、次の2種類があります。

  • 単層フローリング(無垢フローリング)

  • 複合フローリング(合板フローリング)


単層フローリング(無垢)

1本の木をそのまま切り出して作ったフローリングです。木の質感や経年変化を楽しめる一方で、湿気や乾燥の影響を受けやすく、日本の気候では反りや床鳴りが起きやすい特徴があります。


複合フローリング(合板)

複数の板を重ねて作られたフローリングです。構造としては“ミルフィーユ”のようなイメージです。

現在の新築住宅で主流なのはこちらで、さらに次の3種類に分かれます。

  • 挽き板フローリング(表面の天然木:約2〜3mm)

  • 突き板フローリング(表面の天然木:約0.2〜0.6mm)

  • シートフローリング(木目を印刷したシート)


シートフローリングは、見た目は木ですが、実際には紙(シート)を貼り付けた構造です。


なぜシートフローリングが主流なのか?


日本は湿気の多い季節と乾燥する季節がはっきりしています。

無垢材は湿気を吸って伸縮するため、反り・浮き・床鳴りなどが起きやすくなります。

その点、シートフローリングは中材に**MDF(中密度繊維板)**を使用しており、伸縮が少なく、住宅トラブルが起きにくい構造です。

さらに、表面にはオレフィン加工が施されているため、無垢材に比べると汚れが付きにくく、見た目も安定しています。

こうした理由から、現在の新築住宅ではシートフローリングが主流になっています。

「強い床なら、何もしなくていい」は本当?

ここで、多くの方がこう思われます。

強度があって、汚れにくいならフロアコーティングはいらないのでは?

確かに、新築時は問題ありません。

しかし、それは最初のうちだけです。

シートフローリングは、**中のMDFは硬い一方で、表面は“紙一枚”**です。

生活をしていれば、椅子の引きずり、物の落下、砂やゴミによる摩耗で、表面のシートには必ず細かな傷が入っていきます。

そしてその傷から水分が入ると、

  • 表面シートが浮く・剥がれる

  • 接着剤が弱まり、めくれが進行

  • MDFが水を吸って膨れる

という劣化が始まります。

これは、乾いた状態では硬いけれど、水に濡れると一気に弱くなるダンボールと似た性質です。


フロアコーティングが果たす役割


フロアコーティングは、弱い表面シートの上に、強い保護膜を作る施工です。

強い衝撃があった場合でも、

  • 傷が付くのはコーティングの塗膜

  • 床材そのものには傷が入りにくい

という状態を作ります。

その結果、

  • 水分の侵入を防ぐ

  • 表面劣化を抑える

  • 長期間、床材を守る

ことにつながります。



シートフローリングにフロアコーティングは必要?


STARCSでは、シートフローリングにはフロアコーティングをおすすめしています。

理由はシンプルです。

  • 施工しなければ、数年で細かな劣化が進む

  • 床材メーカーも「水拭きは控えるように」と注意している

  • 実際の生活では、水拭きやアルコール拭きを避けるのは難しい


「乾いた雑巾で拭いてください」「水拭きを頻繁に行うと、膨れや表面剥がれの原因になります」

こうした注意書きを見て、日常生活でそれを守り続けられる方は、正直あまり多くありません。


<まとめ>

「床を守ることは、暮らしを楽にすること」


フロアコーティングの一番のメリットは、お掃除が楽になることです。

  • 水拭きができる

  • アルコール拭きができる

  • 汚れが染み込みにくい


結果として、床の美観を保ちながら、日々の負担も減らせます。

長い目で見たとき、フローリングを張り替えることなく、安心して暮らせる状態を保つために。

シートフローリングにフロアコーティングは、決して過剰な施工ではなく、理にかなった選択だと私たちは考えています。


次回コラム予告

次回は、「シートフローリングに合うフロアコーティングの種類」について、ハードガラスコーティングを中心に、それぞれの特徴や選び方をわかりやすくご紹介します

お悩み、疑問などお気軽にご相談ください


床材やご家族構成、暮らし方によって、適したコーティングは変わります。

「うちの場合はどうだろう?」と感じたら、お気軽にご相談ください。



施工のご依頼、ご相談はこちらまで

0120-438-814 メールでのご相談はこちら





bottom of page