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【コラム】どう違うの? どっちが良いの?「コーティングとワックスの違い」

「一生に一度の買い物」と言われるマイホーム!!

これから何十年と暮らしていくお家のフローリング(資産価値)を美しく、簡単に維持したいとは誰もが思うことだと思います。

家を購入するときに、オプションなどで『フロアコーティング』というものを初めて耳にするかと思います。「ワックスとどう違うの? どっちが良いの?」という疑問を持たれる方が多いと思いますので、今回は専門業者の立場からコーティングとワックスの違いや比較について簡単にご説明させていただきます。


近年のフローリングは「シートフローリング」が主流になりつつあります。

フローリング表面に木目などがプリントされたシートが張ってあるフローリングのことを、「シートフローリング」といいます。「なんちゃって木目」なんて呼ぶ声もありますね…

汚れなどがつきにくく、水がしみ込みにくい構造ですが、フローリングのつなぎ目から水が入ればブヨブヨに膨れたり、シートが剝がれたりということが起こる場合があります。

ワックスは主に水性のウレタン樹脂、アクリル樹脂が主成分になりますのでワックスフリーというのもそのせいだと思いますが…


 

<ワックスのメリット>

ワックスシート等の普及により、便利でお手軽にワックスをかけるようになりました。

液剤も垂らさずにそのまま塗布できるので膨れ等のリスクは少ないのかもしれません。

コスパもいいので、定期的にDIY感覚で行うのもいいですね。


<ワックスのデメリット>

ワックスは光沢があり、塗った時には一時的にフローリングが綺麗になったと思うかとは思いますが、耐久がなく半年~1年周期での塗り直しが必要となります

耐薬品性もなく、水を垂らしただけでも剝がれることもありますので水拭きはできません。

ペットのおしっこはNGですし、キッチン回りは直ぐに黒ずみます。

ワックスは汚れを吸収しやすいので掃除をしたからといっても塗膜をはがさずに重ね塗りすると塗膜が黒ずみ、衛生的にも悪影響なのでワックスを落とす『剝離』作業も行う必要はあります。剝離するには専用の液剤、道具等を揃える必要があるほか、水を使うので専門の施工業者に依頼をしないと、床が膨れたり表面が剝がれたりのリスクがあります。

定期的に業者に依頼すると費用がかかります。



<コーティングのメリット>

フロアコーティングはシリコンやセラミックを主体としているので耐久も耐薬品もワックスの比ではありませんし、何より水拭きが可能になるのでお手入れが簡単に!!

キッチン回りの油汚れにも中性洗剤を薄めてお掃除できるのでベトベトも簡単に落とせます。

一度塗布すれば20年以上の塗り直しが不要になります。フローリングの張替えが15年位と言われていますので張替え年数が格段に伸びますね。

以後、メンテナンスを行うことは、特別な補修を除いてはないため、費用や手間が一切かかりません。

アルコールやペットのおしっこも塗膜への影響はありませんがフローリングのつなぎ目は気をつけてください…


<コーティングのデメリット>

ワックスは何度でも塗膜をはがして再度塗布できるので仕上がりに変化はないですが、コーティングは一度塗布すると剥がしが出来ないので、重ね塗りする分、光沢感が上がってしまいます。部分的な補修が必要な時は、その箇所だけ光沢感に差が出てしまいます。 専門の技術を必要とするので施工の費用はワックスよりかかってしまいます。



コーティングとワックスの比較表


以上がフロアコーティングとワックスの違いです。いかがでしたでしょうか。

一見すると費用はワックスの方がお手軽のように思えますが、10年、20年と長い目で手間・費用を考えるとコーティングと結果変わらないことがわかると思います。

上記の理由やコーティングによる効果を実感しているため当社はもちろんコーティングをおすすめしておりますが、それぞれにメリット・デメリットがありますので、ニーズに合わせてしっかりご検討いただければと思います。 さらに詳しいことをお知りになりたい方、ご相談などはお気軽にご連絡ください。


 

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